INTERVIEW
No.1
毎日スーパーに並ぶ野菜は、
「当たり前」じゃない。
大阪センター 青果部 野菜第1課
2016年入社
梶山 勇二 | Yuji Kajiyama


大阪センター 青果部 野菜第1課
2016年入社
梶山 勇二 | Yuji Kajiyama
JA全農青果センターに入社を決めた理由をおしえてください。
人間が生きていく上で欠かすことのできない「食」にかかわる仕事がしたいと思っていました。食に関連する企業はたくさんありますが、学生の時に北海道で農業体験をしたことがあり、その時の体験が農業の分野に興味を持つきっかけとなり入社を決めました。



現在担当している業務の内容は?
私が所属している野菜第1課は、「果菜類」を扱っている部署です。代表的なものとしてトマト、ミニトマト、きゅうりが挙げられます。その中でも私はきゅうりを専門に担当しています。きゅうりの仕入れから販売までを一貫して担当する仕事です。



どんなことに仕事の面白さを感じますか?
きゅうり担当になって7年半経ちますが、7年間やって同じ年が一度もなかったんですよ。天候に大きく左右される仕事ですから、毎年違う状況でやっていくわけです。似たような年は存在するのですが、経験則を頼りにしても、予測できない事が必ずどこかで起こります。そのため幅広い対応力が必須です。それらを乗り越え、結果的に生産者の利益、その先の笑顔を見る事ができた時にやりがいを感じます。



仕事を通じて伝えたいこと
この会社に入って農業に関わる仕事をさせてもらう中で、当たり前のようにスーパーに並んでいる野菜は、けっして当たり前ではないということを知りました。毎日食卓に並んでいる野菜は、生産者の方たちが大変な思いをしながら一生懸命作っていて、そういうストーリーがある中で、我々は野菜を仕入れることができているんです。ですから、より生産者さんに近い立場の人間として、少しでもその背景を消費者の方たちにも伝えられたらいいなと思います。そうなれば、今の物価高にも多少は理解を示してもらえるかもしれない。納得はできなくても少しでも理解してくれる方が増えれば、日本の農業の維持発展の力となり、この先の未来にもつながっていくと思います。



